こだわった点、迷ったことは色々あるけれど、一番印象に残っているのはキッチン。
一時期頭がキッチン選びに支配され、昼夜問わずキッチンのことを考え、ついには夢の中でもキッチンを選んでいた。
1.標準仕様のメーカー(選択肢)
私が選んだグレードでは、標準仕様として、ヘーベルハウスオリジナルキッチン、リクシル、トクラスの3つのメーカーの選択肢があった。
ざっくりした説明としては、
ヘーベルハウスオリジナルキッチン=家具と調和させたい方向け、
リクシル(リシェルsi)=らくパッと収納等の機能重視派・セラミックカウンターを選びたい方向け、
トクラス=ハイバックカウンターの機能重視派+新質感人造大理石「テノール」を選びたい方向け、
というような感じだった。
2.希望はP型キッチン!もっとも悩んだことは‥
フラットなP型キッチンが希望だったのでトクラスは一旦除くことにして、オリジナルキッチンとリクシルで迷いに迷った。
ヘーベルハウスオリジナルキッチンにしたかった理由、それは
色!!!
とにかく「白いキッチン」が良かった。そして「マットな白」が良かった。
そうすると、標準仕様の中ではオリジナルキッチンの「シュガーホワイト」しか選択肢が無かった‥!
3.標準外の色を選んだ場合の見積‥(白目)
一度、リクシルリシェルSIの扉カラーをマット調のもの「マットホワイト」にしたらどうなるのか、見積もりをお願いした。
すると、プラス40万円、、、
40万!?!?
心底びっくりした。
好みの色味で一から作ってくださいなんて言ってない、リクシルのラインナップにはあるものなのに??それを選ぶだけで??40万円!?!?
「標準仕様」と「それ以外=特注」の間に深い溝があることを知った日だった。。。
(なお、天板についてもホワイト系のセラミックトップも標準仕様には無く、それを選んだ場合の特注見積もりは+50万円ということだった‥(白目))
4.悩んだ末の結論!決め手となったこと
その後もインスタを見まくり、Webで検索しまくり、悩みに悩んだ末、
リクシル(リシェルsi)のP型(カラーはホワイトシカモア)
+カップボードはオリジナルキッチン(カラーは床と同色)に決定した。
キッチン本体をリクシルにした決め手になったのは、インテリアコーディネーターさんが言った
「オリジナルキッチンはガタガタします」という一言だった。
(オリジナルキッチンは永大産業という家具メーカーが作っているそうで、ブログなどを見ていたら、ヘーベルハウスだけでなく、他のハウスメーカーのオリジナルキッチンも作っていたりするようだった。)
そのICさんのお宅はオリジナルキッチンということで、「キッチンも家具として統一感を持たせたかったので後悔はしていない」ということだったが、「ガタガタする」という(私にとっては)パワーワードを聞いて、
「これから新築で家を建てるのに、ガタガタすると分かってるキッチンを選ぶのは嫌だな‥」
というごくシンプルな理由で、リクシルに気持ちが固まった。
扉カラー「ホワイトシカモア」は鏡面のため、カップボードも同色にしてしまうとテカテカしすぎてしまうと思い、カップボードはオリジナルキッチンのラインナップから選んだ。
5.実際に住んで&使ってみての所感
実際に住んでみて、リクシルのキッチンはとても使いやすいし(餅は餅屋だよな)、気にしていたホワイトシカモアの鏡面も正直そこまで気にならなかった(というか全く気にならない、、)
ワークトップも白が良かったのと、そこに50万円は出せないなと思って人造大理石(「シルフィーホワイト」)にしたが、全く問題ない。汚れが染み込みやすいですと聞いていたが、今のところ取れないようなシミはついていない。(そしてホワイトキッチンは本当に可愛い!)
オリジナルキッチンのカップボードは若干閉まりにくい(ちょっと押しただけだと閉まらない、、前に使っていたニトリで買ったカップボードの方が断然、ストレスなくスムーズに閉まった)けど、デザインが部屋に合っているので満足している。
オリジナルキッチンのカップボードは、全面にすると圧迫感が出ると思い、
トールタイプ1点と、全く別で、パモウナの吊り戸棚をつけた。
(パモウナの吊り戸棚は特注扱いだが、提携メーカーだったこともあってか、40万円とかそういう内訳が謎すぎる感じにはならなかった)
本当に最後の最後まで悩んだけど、自分好みのキッチンにできて、悩んだ甲斐があったと思っている。
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