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1.見積は細部まで確認した方が良い(絶対に!)
私は以前部品メーカーで働いていたこともあり、見積を細かく確認する癖がついているのだが、ヘーベルハウスの見積も結構間違っていた。
別の仕事で別のハウスメーカーの見積も見たことがあるが、そこでも間違ってるなと気づいたところが何箇所もあり、以来、ハウスメーカーの見積は結構間違っているものなのではないかと思っている。
一応、見積は図面のシステムと紐づいているということではあったが、打ち合わせ都度変更も色々とあるし、特に、図面には出てこない(もしくは載っていても分かりづらい)ところで抜け漏れも出てきてしまうのではと思う。
あとは、自動出力ではない、特注等の手入力のところも正しく反映されていなかったものもあり、大きなものでは50万円程度(!)多く入ってしまっていたりしたので、見積を仔細に見るのは大変だったが(こちらが仕事をしているようだった)、何より自分のために、細かく確認することをお勧めしたい。
2.友人知人を通じて頼まない方が良い
契約から引渡しに至るまで、というか引渡し後も、さまざまな思いがけないトラブルがあったが、我が家の場合はヘーベルハウスを選んだ経緯が友人知人のツテではなかったので、話が違う、おかしいと思ったところは営業さんにきっちり全て伝えた。(基本的には全て対応していただけた)
一方、私の親族は担当営業が知り合い(私の友人)の、別のハウスメーカーで家を建てたのだが、やはりミスがあり、それを「営業さんに悪いと思って伝えていない」と言っていた。
もちろん向こうは仕事なのだから、営業が知り合いの方であってもきちんと「間違っていますよ」と伝えればいいということではあるのだが、実際言いにくいというところもあったりするのではと思う。
「展示場経由で契約すると損」という話も聞くし、実際紹介制度を使った方が多く値引きはしてくれるようなのだが、注文住宅にはトラブルやミスはつきものだと思うので、近い友人などを通じて契約するよりは、全くの他人の方が、何かあった時にも言いやすいのでは、と個人的には思った。
3.大手ハウスメーカーはいちいち全てが高い、でも、フォローもきちんとしてくれる
おそらく、ヘーベルハウスに限らず、注文住宅のあれこれについてはミスや思いも寄らないトラブルがつきものではと思う。
本当にびっくりしたこともあったが、(一応)都度それなりの対応はしてくれたと思う。
存分に利益を含むであろう見積金額は、トラブル対応費も含まれているんだろうなと後から思ったが、ともあれ対応してくれない、話が通じないメーカー/工務店も中にはあると思うので、色々あったがやはり大手メーカーは安心だなとも思った。
4.浴室乾燥機は24h換気を指定するべき
急に細かい話になるが、意外と盲点ではと思うので書きたい。
引渡し後に、我が家の浴室乾燥機は24h換気がついていないタイプだということに気づいた。
最大10時間で、止まってしまうのである。そして、その機種をつけることが、ヘーベルハウスの現在の「標準」という説明だった。
なんでも、高気密住宅は天井部分が結露しやすいそうで、そのために浴室以外の場所に24h換気をつけている(我が家の場合、脱衣所と、2Fトイレにもついている)ので、浴室にもつけると「過換気」になってしまうという説明だった。
いやいやいや。。。
浴室は!マストでしょ!である。カビ生えるよ!
営業さんに口頭では、24h換気ついてますよね?という質問はしていたが、書面では残っていなかった。
だが、営業さんも引渡し時に「え、24h換気じゃないんですか」と驚いていた(要は知らなかった)ので、結局取り替えてもらえることになった。過換気は、再計算したら問題なしになったとのこと。ナニソレ!!??
このタイミングで設備を取り替えるのは完全に勿体なさすぎるけど、実際、浴槽内は10hだと乾かないことがあるので、変えてもらうことにした。
というわけで、これから注文住宅を建てられる方、細かいことでもいろいろなことを当たり前とは思わず希望を伝えて書面に残した方がいいと思うし、浴室の24h換気は指定したほうがいいと思う。
(点検でアフターサービスの人が来た際には、吸排気や24h換気は、夏と冬は閉めた/止めたほうがいいですよと言われた。(過換気の話ほんとにどこいった))
5.減額できることがあるかも検討する
家のことで見積の話をしていると感覚が麻痺するとよく言われる。数万円のオプションならなんとなく安く思えてしまう瞬間もある。
でも!何千万円という建築費用全体から見たら少しでも、我にかえれば「数万円」は大きい、、ので、たかがと思わず、時間に余裕があれば、できることは検討したほうがいいのではと思う。
また、減額すると、ハウスメーカー以外の業者さんにお願いすることになるものもあるため、自分たちの手間が増え大変になることもあるけど、「自分たちの家」作りに大きく関わっている実感もよりでてくるような気もした。
↓減額ポイント
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